top of page
作品ページに飛びます

魚を飼育するには必要なものがあります。

 

一番必要なのはです。それは当たり前ですね。

魚によって日本の水道水が苦手な種類もあります。日本の水道水は基本的に中性なので多くの熱帯魚は基本的に大丈夫(熱帯魚のカタログなどを見ていただければ、大抵の魚は中性~弱酸性と表記されていると思います。)なのですが、ミネラルたっぷりの水を好む魚(弱アルカリ性を好む)を飼育する際は水質を調整する必要が出てきますので、飼育を始める前に魚の好む水質について調べておきましょう。該当する魚はアフリカの湖産シクリッド等が当てはまります。

 

また、当然ですが汽水魚や海水魚を飼育する場合は塩水を用意することになりますので、人工海水の元が必要になります。ちなみにですが、魚には適応力がありますので多少水質がズレていていも耐えてくれます。ですので、そこまで気にしなくても普通に飼育できる場合が多いです。

 

1、水槽

水槽は大きければ大きいほど飼育難易度が下がる傾向があります。それは、水の容量が多いため「水質が悪化した時」や「何かトラブルが生じた時」に、小さい水槽に比べて余裕ができるからです。よって小さい水槽であるほど、水の汚れやトラブルの影響が早いため難しくなります。

一般的に日本の住宅事情から60センチ水槽が、よくお勧めされます。ですが、それ以下の水槽でも魚は飼育できますので一つの目安として考えてください。また、海外では90センチ水槽からスタートされる方が多いそうです。

実際、私が飼育した感覚では60センチ水槽よりも90センチ水槽の方が水の汚れ方がとてもゆっくりなので管理がとても楽でした。

 

2、濾過器

私達と同じく、魚も食事をして排泄物を出します。

自然化と違い排泄物は流れていかないので、ずっと水槽内に留まることになります。すると、それはやがて毒となり魚の命が危なくなるため、何か対策をしなければならなくなります。

そこで、毒をできる限り無害へと近づけてくれる濾過器が必要となるのです。

「上部式濾過」「外部式濾過」「底面式濾過」「外掛け式濾過」

「投げ込み式濾過」「オーバーフロー」等があります。

このように種類があるため、どれを使っていいのか迷ってしまうかもしれませんが、人によって相性の良い濾過器は違ってくるので「絶対にコレを使えば失敗することは無い!」と言う事ができません。

ですので、色々試してみて好みの濾過器を見つけるのが一番正解に近いのではないでしょうか?

とはいえ「どれから手をつけていいかわからない」と思われるかもしれません。とりあえずですが、無難な選択をするなら上部式濾過を使われるといいかと思います。放送でリスナーさんとお話しをして、外部式濾過か上部式濾過の二択となり、メンテナンスが楽で安価な上部式濾過の方が、最初は無難ではないかという結果になりました。

 

次のページも用品の話しが続きます。

 

・各濾過器の簡単な目安

 

「上部式濾過」

総合的に優れている。ですが水槽上部が半面隠れてしまうため、光量が必要な水草の育成には不利となります。水槽の上に置くかたちになるので観賞面でスッキリしないかもしれません。

 

「外部式濾過」

濾過能力に優れている。濾過装置が水槽から離れているのでスッキリとして見えるでしょう。高価な製品が多いこととメンテナンスの際に濡れてもいい場所まで運ぶ必要があるので少々面倒かもしれません。また密閉式なため水の吐き出し口を水面よりも下に設置すると酸素を供給できないため魚が窒息死する事故が発生する恐れがあります。

 

「底面式濾過」

濾材に砂を使う変わった濾過システムです。濾過能力が抜群で、コストも安いためとても気軽に設置できます。ですが、砂の中に蓄積されるゴミをこまめに掃除しないと腐敗し、気がつくと崩壊が始まる恐れがあります。ですので、面倒くさがり屋さんには、あまりお勧めできません。

 

「外掛け式濾過」

水槽の横に掛ける濾過器で、スッキリと収まり値段が安価なため人気があります。ですが、濾材がカートリッジだけの製品が多いため濾過能力に不安があります。その場合は改造が前提となってしまいますので注意しましょう。

 

「投げ込み式濾過」

水槽に投入するタイプの濾過器です。安価なため重宝します。小さい製品が多いため、大きい水槽で使用の際に、どうしても濾過能力に不安があります。そのため、補助として投入されている方が多いです。もちろん、メインとして使える容量の大きいものもありますが、存在感が大きいためレイアウト水槽にはあまり向きません。有名なものに水作エイトがあります。

 

「オーバーフロー」

濾過面積が大きいため濾過能力は抜群です。また、ヒーター等の器具を濾過槽に隠せるため水槽内がスッキリします。このように優秀なのですが、音がうるさい事と高価なところ、そして場所をとることから設置できない方が多いです。

館長のページに飛びます
ツイキャスに飛びます

準備中

bottom of page