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ここでは二つの方法での水槽の立ち上げ方を説明します。
環境によって勝手が違います。
ここでは「私の場合の方法」を書いていますので、一つの目安としてください。立ち上げには、濾過器を作動させておきます。
・パイロットフィッシュを利用する方法
魚の種類や水槽の大きさにもよりますが、3~10匹を目安に水槽に入れます。そこは魚を購入の際、ショップの店員さんに尋ねるといいと思います。
ショップから購入後、水合わせをしてから投入します。これはパイロットフィッシュに限らず、メインの魚を入れるときも実行してください。方法はこれまた人によって違いますが、私はバケツに袋の水ごと魚を移し、30分ぐらい時間をかけてコップ等で水槽の水を追加していきます。こうして水合わせを慎重に行った後にアミで魚をすくい水槽に入れます。さらに慎重にする場合は、袋を水槽に浮かばせて温度合わせをする方法もあります。
世話は一日1回餌を適量与えます。そして、1週間に1~2回ほど水換えをします。水換えは水槽の水を三分の一新しい水と交換します。もちろんですが、新しい水は水質調整剤を使用したカルキ抜きの水です。
期間は2週間~1ヵ月ぐらいが目安です。心配でしたら水の汚れを測定するキットを購入することをお勧めします。
・フィッシュレスサイクリング
通常はアンモニア水を使用しますが、私は熱帯魚の餌を使用します。この場合、熱帯魚の餌が分解されることによって毒が蓄積されていきます。魚がいないため水換えはしません。
ひたすら毎日一回餌を水槽に入れます。フレークフードや固形飼料を一つまみ二つまみが目安です。あまり入れすぎて、水が濁ったり、不気味な生物が発生するなどの異変が見られた場合は水換えをした方がいいでしょう。その時の水換えの量は三分の二くらい換えてしまってかまいません。
期間はこちらも2週間~1ヵ月が目安です。不安でしたら先にも書きましたが水質測定キットを使用してください。魚を入れる際は水換えをしてフレッシュにしておくといいでしょう。
念を押しますが、環境や人によって勝手が違ってきます。
「パイロットフィッシュ」「フィッシュレスサイクリング」
で検索すると、また違った情報が出てくると思います。
そちらの方も参考にされるといいでしょう。
次のページは日常の魚飼育についてです。
・魚の水合わせ
水合わせをしないと最悪の場合、魚を死なせてしまいます。何故なら、お店の水と家の水では水質が違うからです。水質が極端に違うとショックを起こしてしまいます。これをpHショックと呼びますが、特にエビは弱い傾向にあります。水槽に入れた翌日に固まって全滅していることもあるので気をつけましょう。私の場合、エビの水合わせは一時間以上時間をかけます。バケツに水を追加する際もコップを使わず、細いチューブを使いポタポタと点滴法を用います。
・毒の正体は?
ここでは毒と呼んでいますが、一般的にアクアリウム界では「アンモニア」「亜硝酸」「硝酸」のことを指します。
餌や排泄物はバクテリアの力でアンモニアになり更に亜硝酸そして硝酸へと変化します。基本的に硝酸は蓄積され続けるので水換えをして取り除くことになります。これが水換えをしなければならない原因の一つとなります。
ちなみに、硝酸は毒素が弱いと書かれるサイトもありますが、蓄積すると魚を病弱にしたり、突然死させるといった報告があります。甘くは見れません。



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